●原因●
大学入学を期にはじめての1人暮らしをスタートして少しなれはじめた頃、今までに見たことの無いような大きな赤にきびができてしまいました。
思春期には特ににきびで悩むことも無く過ごしてきたのに、大学へはいってから急ににきびが広がってしまったのです。
原因はとてもはっきりしていて、一人暮らしをはじめ不安・新しい人間関係・掃除・洗濯・お金の管理など今まで親に頼っていたことも含めて、すべてを自分ひとりでこなさなければならなくなりました。
食事も簡単に済ますことができる「ファーストフード」や「コンビニ弁当」などになり、このような環境でメイクもはじめたのです。
Eさんは、メイク初心者でパウダーファンデーションを厚めに塗り重ねてにきびを隠しています。
洗顔についてたずねると、にきびが気になってからは「皮脂が原因・メイクも崩れる」ということで強い脱脂力洗顔料をつかい、顔をぬらさずゴシゴシ洗っていたと言うのです。
せっかくの大学生生活を満喫するためにも、きれいな肌でいたい…ということから皮膚科を受診したのです。
これを期に、肌トラブルを予防するために調子が悪いと感じると、皮膚科へ足を運ぶようになったEさんです。
●症状●
おでこからフェイスラインにコメドと赤にきびが混ざってできています。
ほお骨の辺りは乾燥しています。
抗菌・脱脂効果の高い薬用石鹸などを使いすぎ、バリア機能を低下させたためと考えます。
●治療方針●
10代ですがそれほど脂っぽい肌ではないので、治療と併せてスキンケアと基本的な生活のベースを整え、ストレスとの付き合い方をカウンセリングします。
●治療内容●
*内服薬*
・治療はじめ1〜2ヵ月は、抗生物質の服用する
・それ以降、ビタミンC・ビタミンB郡のみ服用する
*外用薬*
1)対アクネ菌の抗菌剤
2)リン酸方ビタミンCローションをにきびの所に1日2〜4回塗布する
まだ10台のEさんには、あまりベタつき感のない外用薬を処方して、4ヵ月過ぎる頃には回復が見られました。
●年代・本来の肌質●
10代後半・キメ細かいノーマル肌
●スキンケア指導●
*クレンジング・洗顔*
クレンジング→洗い流しタイプ
朝の洗顔→低刺激の石鹸
夜の洗顔→マイルドピーリング効果のあるパウダー洗顔料
*化粧水*
質のよいアルコールを含んだふき取り化粧水
*外用薬*
前項目でご紹介した外用薬を医師の指示のもと塗布します。
*美容液*
カサつきやすい目の周りを中心に、オイルフリー美容液をつけ、ビタミンC配合美容液を顔全体に使います。
*保護クリーム*
肌が落ち着くまでは、ファンデーションを使わないで、保護クリームの重ねづけでカバーします。
このクリーム特徴は、外用薬を上から重ねることができるので、日中・夕方など外用薬を適切に使います。
« 中間管理職のDさん「小豆大の大きなにきびがあごに」 | トップページ | 胃腸が弱まっているFさん「敏感肌で赤ら顔」 »