「小豆大の大きなにきびがあごに」

原因
30代後半のDさんは会社で主任をつとめています。
思春期の時にもにきびで悩んだ覚えは無いのに、現在、大きな赤にきびがいくつもできてしまって皮膚科を受診したのです。

Dさんの職場では、最近新しい上司が着任したのですが、以前の上司とは違い部下を信用せず、何に対しても聞く耳を持ってもらえないので、Dさんは落ち込んでしまったのです。

そのため、自分の部下からも不満が当てられて板ばさみになったことで、職場へ行くとが痛むことや対人関係のストレス原因で、にきび肌になってしまいました。

キャリア的にも転職するには勇気がいるため、「長期戦」で治療することにしたのです。

そして、ストレスを上手く解消する方法を見つけ、会社へ提出していた「異動願い」も受理されるとにきびは快方へ向かい、1年後にはにきび痕も消えてきれいなになったのです。

症状
・ほお・おでこににきびは無く、あごからにかけて腫れた赤にきびがいくつもできている
炎症が強く、それぞれのにきびが小豆大の大きさである

治療方針
炎症が強くても、仕事上メイクははずせないため、
1)治療と共ににきびに負担が少ないメイク
2)ていねいなクレンジング洗顔の徹底
を実行してもらいます。

治療内容
内服薬
治療はじめの3ヵ月
炎症を抑えながら、にきびに有効な抗生物質の服用

次の2〜3ヵ月
炎症がおさまってきたら、にきび悪化しやすい生理前の2〜3日ににきびに有効な抗生物質の服用

*外用薬*
・対アクネ菌外用薬をにきびの所へ塗布
・リン酸方ビタミンCローションを皮脂の出やすいところに1日2回塗布
炎症反応を抑える外用薬を、にきび炎症が強い時に1週間、1日2回塗布

以上を4ヵ月続けるとDさんの場合は完治できました。

年代本来の肌質
30代後半・やや乾燥肌

スキンケア方法
クレンジング洗顔
クレンジング炎症がひどいので洗い流しタイプ
・朝の洗顔刺激の少ない固形石鹸
・夜の洗顔マイルドピーリング効果のあるパウダータイプ洗顔料

化粧水
・質のよいアルコールを含んだ化粧水

外用薬
前項目でご紹介した外用薬を医師の指示のもと塗布します。

美容液
にきび以外の肌は、本来の肌質でやや乾燥気味のため、オイルフリーセラミドなど「表皮脂配合」の美容液を使います。

Dさんの場合、年齢も考慮してにきび以外のにはアンチエイジング効果のある美容液を使います。

保護クリーム
消炎効果のあるクリームを朝晩でケア
炎症がおさまるまで、ファンデーションは使わない

この保護クリームは重ねづけをすると赤みにきびを目立たなくする効果があります。


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